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誤嚥防止 介護用品 スプーンの選び方
投稿日:2025.10.04
こんにちは!
本日は誤嚥リスクのある方向けのスプーンの選び方についてです。
食事の際に使用するスプーンには様々な大きさや形のものがあり選ぶ際に迷う方も多いのではないでしょうか。適切なプーンを選ぶことでリスクの軽減を図りましょう。
①サイズ
スプーンホールが浅く、舌中央に全部乗るくらいのサイズが良いです。
(一般的なスプーンの大きさやスプーンホールの深さでは、スプーンを口から引き抜くときに口が閉じづらく、こぼさない様に上側にスプーンを引き抜くようになり、顎が上がってしまうため誤嚥のリスクが発生してしまいます。)
②持ち手
持ち手は太く握りやすいものが良いです。特に柄の部分がスポンジ素材やシリコンでカバーされているタイプは手にフィットしやすく、滑りにくくなります。
(握りづらいものでは食べこぼし等や食べにくさからの食事時間の増加が姿勢保持の崩れにつながり、誤嚥リスクが発生する場合もあります。)
③角度
スプーンの先端の角度が調整可能なものが良いです。上肢の関節の硬直がある方は角度調整が可能なタイプであれば無理なく口に運ぶことが可能になります。
介助での食事の場合はスプーンの大きさや柄の長さ、口触りの良い素材に注意し選びましょう。
ご自身での食事の場合は持ち手が太くや角度の調整が可能なものを合わせて選びましょう。
安全で使いやすい介護用スプーンを正しく使用して、負担の少ない楽しい食環境づくりをしましょう。
カテゴリー: 未分類 作成者: 萩店スタッフ

 
      