下関店ブログSHIMONOSEKI BLOG
赤い実
投稿日:2022.01.11

新年が明けて早いもので、もう1週間ちょっと経ちました。
年々時の速さに驚きが増しています。
ところでお正月の飾りで赤い実が登場することがあるのですが、この赤い実、皆さんご存知ですか?
冬に赤い実を付ける植物はいくつか種類があるのですが、これらの植物は冬でも濃い緑の葉に赤い実を付けるので、長く続く富と繁栄の象徴、縁起物としてお正月の飾りに好まれているようです。
先の画像の植物の名前は「センリョウ」(千両)
中国から伝わった植物で、漢名は仙蓼果(センリョウカ)でしたが、発音が似ていることからセンリョウ(千両)へと変わったそうです。
お金の単位がついた名前がたくさんの富を連想させることもあり、縁起がいいとされています。
こちらは「マンリョウ」(万両)
センリョウよりも実が少し大きく実の数も多い事から千両の上の万両の名前が付いたそうです。
他にも一両、十両、百両と呼ぶものもあるようなのですが、残念ながら近所で見たことがなく(認識したことがなく?)写真がありません。。気になった方は是非調べてみて下さい!
そしてこちらは「ナンテン」(南天)
のど飴で有名な、あの南天です。こちらの実を乾燥させたものが南天実という名で鎮咳の生薬とされています。
葉には殺菌や防腐に効果があると言われ、食べ物に添えられることもあります。
ただ微量ですが、有毒成分が含まれているようですので、実や葉を安易に口にしてしまうと危険とのことです。
縁起が良いとされている理由ですが、ナンテンはその読み方の音から「難転」すなわち「難を転じて福となす」に通じることから縁起が良いと言われています。
冬の寂しい景色に色をつけてくれる赤い実。
ちょっと気になってきませんか?
厄除けとして庭や玄関に植えているお家もあるようです。他にも神社やお寺、公園、、、気にして見てみるのも”楽しい”が増えるかもしれませんね。
皆さんに福が訪れますように……✩
カテゴリー: 未分類 作成者: 下関店スタッフ